オンリーワンすぎない仕事を

こんにちは
テープ起こし専門事務所のseasonsです。
私の事務所は私の1人、一匹狼でやっています。
自分でもよく続けてきたなぁと思いますが、実はかなり楽しんで仕事ををさせていただいています。

テープ起こしって聞いたままに起こせばいいんでしょう?なんて言われることもあります。たしかにそうです。聞いたままに起こせばいいのですが、全部が全部、聞いたままに起こしたら、大変読みにくい文章になってしまうので、文字化するときは余分な部分は削ります。
文字化するときにいらないと思われるもの、口ぐせなどは取ります。
ただ、取りすぎると会話の雰囲気がなくなってしまうので、そこは、臨機応変に対応します。

この取ったりする部分が、文字起こしをする人の個性が出るところです。そして、経験がものを言うところ。
私は、入力しているときに、この余分なところは自動的に頭の中でカットされているようで、特段難しさは感じないのですが、初心者や慣れていない人にとっては、
どこまで取ったらいいの??
と、悩んでしまうみたいです。

私の総文字起こし時間は1000時間ほどになります。
これは起こしている時間ではなく、起こした録音時間です。
自分では特段意識はしていないのですが、私の原稿にはきっと私の色があると思います。
でも、その色があるのは、きっとあまり好ましくないかとも思っています。なぜなら、そこに個性はあまり必要ないから。
ただ、個性は出さずに、でも、私が起こすとこんな臨場感があるとか、雰囲気が伝わるとか、そこは大切にしたいと思います。
色をなくさないように、でも、色を強く出さないように気をつけて、これからも起こしていきたいと思います。

テープ起こし専門事務所 藤田企画

インタビュー、講演会、テレビ番組収録、会議録 記憶を文字で残します

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